【照和会会長挨拶】

　日頃より照和会の活動を応援してくださり心より感謝申し上げます。
令和5年度は、ロシアによるウクライナ侵攻と円安の進行に端を発する原材料やエネルギー価格の高騰が依然として続き、価格転嫁をいかに行っていくかが事業者への大きな課題としてのしかかりました。さらに、少子高齢化とそれに伴う人口減少による慢性化な人手不足など、短期的にも長期的にも中小企業にとっては、経済的に厳しい状況が続くことが予想されます。
一方で、AI技術の発展は目覚ましく、身近な例では文章・画像生成AIの生み出すものは、人間が作り出すそれと見分けることが困難なほどになりました。
テクノロジーの潮流を捉え、いかにビジネスに取り入れていくのかは全事業者に共通する大きな課題です。
　さて、私は本年より会長という身に余る重責をお受けし、コロナ禍を脱却しつつある中、活動の再開に向けて奮闘する日々を過ごしております。 照和会の役割は、次世代を担う経営者や若手経営者が同世代の仲間をつくるとともに、己を研磨するための場でもあると思っております。
あらゆる物事が急激に多様化、高度化している厳しい状況下においても照和会は歴史や伝統を学び、互いに共有することで、メンバーがより良い判断をするための選択枠を増やし、経営力向上に寄与しています。
そして素晴らしい照和会の伝統である歴史や経験や文化、知識や体験の蓄積を次世代へ繋げていくことこそが、照和会の使命だと信じ活動しています。
今後も、SNSやインターネットをより一層活用して、一人でも多くの方に照和会の伝統を届けていきたいと思います。
　結びに、皆様にはより一層のご支援と協力を賜りたく、心よりお願い申し上げますとともに、照和会の発展と当会に関わる全ての方々のご健勝を心より祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

【照和会とは】